僕がこのブログを運営する理由

はじめまして、tokiといいます。

色々な思いがありこのブログを書き始めることとしました。
結論から言います。僕がこのブログを運営する理由は下記3点です。

①混沌とした日本経済の中で自分の意志で仕事をするフィールドを選び自立した学生さんを一人でも増やすため
②少子化が進む日本でより貴重になってくる大卒や高卒の若者に明るい未来を提供するため
③今後一層増えてくる就職エージェントの中で、悪いエージェントから身を守るすべを身に着けてもらうため

綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、本当です。
なぜこう思うようになったのか。今回の記事ではここについておはなししていきたいと思います。
少々長くなりますがお付き合いください。

ここで突然ですが僕の自己紹介をさせてください。(おそらくそのほうが上記の背景や理由が理解していただきやすいかと思います。)

tokiのプロフィール

ざっくりいうと僕の自己紹介は下記のようになります。
・平成生まれのアラサー、男
・高校までは千葉、大学から東京で一人暮らし
・都内国公立大学(理系大学院)を卒業後、お金稼ぎたいマインドのみで約80名のベンチャー企業へ就職
・特段希望はなかったが配属が就職(新卒)エージェントとなりわけも分からず勤務
・8年間勤務しそれなりに出世し年収も1000万円を超えるがこの業界の闇の深さを感じ病む
・本当に学生さんを幸せにできるサービス提供環境を求め転職←いまここ

※このベンチャー企業のことをM社とします。

Tokiの就活エピソード(学生時代)

現在も就活エージェントとして働く僕ですが、普段お話している学生さんと同様に特にやりたいことが明確にあるというわけではありませんでした。

なにかの参考になればいいと思うので僕の就職エピソードをお話します。
先ほどお話したように、多くの学生さんが悩んでいるように正直僕もやりたいことは特になく、何をしたいのかぼんやりと明確になっていない学生でした。
ただ、自分の中で明確なのは「年収1000万円」「成長できる」「将来起業できるような能力が身につく」と言った意欲はあるものの意識の高いただの一般学生でした。
ちなみに、僕がこのような軸を持つようになったのは、当時付き合っていた女性に振られたのが原因です。私の通っていたのは理系の学部ですが当時付き合っていた女性は看護学部の女の子でした。しかも多数いる看護学部の女性の中でもひときわ目立って美人で学校の中でも有名な女性でした。
なぜ私がそのような女性と付き合うことができたのかはおいておきますが、3年弱付き合いました。
そして4年生になる頃、彼女から別れを告げられました。彼女はとある日、上野の高級スナックで働き始めました。スカウトをされたようです。さすがですね(笑)。そして働き始めたスナックに来るのは沢山の金持ち。べっぴんの彼女は何人もの金持ちに言い寄られ、そして当時の貧乏学生の僕では見せてあげることのできなかった世界を彼女に見せてあげていたのでした。

当然そんな彼女からしたら当時のひよっこ大学生の僕は物足りなく刺激のないものとなりました。
結果別れることとなり、僕は非常に落ち込みました。そして彼女を持っていかれた金持ちたちのようになってやると思い、「結局金だ。」「男は稼がなければいけない。」そう思うようになり、上記の軸を持つようになりました。

また、大学生の僕は体育会の部活に所属していました。
高校までは別のスポーツをしており大学から始めたスポーツでしたが大学から始めても勝てるスポーツとしてその競技を始めました。結果として大学院まで続けており世界大会にも出場し入賞するまで実力を身につけることができました。この経験は僕の中でも非常に大きいもので「実力で上に行ける」「チームを作っていく」と言った自分の価値観を身につける事ができました。この競技を通じてとても大きな成長を実感したため軸の一つである「成長環境」を求める様になったのだと思います。

Tokiの就活エピソード(就活編)

彼女に振られてから特段何をしたら良いのかわからず大学院に進むこととなりました。しかしなぜ大学院に進んだかというと特に理由はなく「8割の人が大学院に行くし」「大学院に行ったほうが生涯年収が上がりやすいし」と言った理由でした。

意識だけは高い学生だったため、自己啓発本を読み漁ったりお金儲けの怪しいセミナーに行ってみたりしてました。今思うと残念な学生ですね。。。

そして就活が開始しました。ただ、いざ理系の就活をするとなっても行きたい方向が見つかりません。研究は普通にしているものの研究職として仕事をするのはなんだかしっくりこないなあ。。。そう思ういながら就活をしていました。ただ幸いにも就職には困らない学部で、それなりの成績(大学院は推薦で試験免除、GDAは3.3程度)だったため、超大手の企業の選考もそれなりに進みました。
しかし選考を進んでみてもぴんと来ない、ときめかない会社ばかり、あんまりいい会社ないなあ・・・と思いながら異論会社をしらみつぶしに受けていました。当時受けていた会社は大メーカーの研究職、食品メーカーやIT企業など幅広く見ていました。

そんなときにたまたま立ち寄った「レイスフォーラム」という合同企業プレゼン会がありました。
そこはトヨタ自動車が出るということで参加したのですが、そこにたまたま新卒で就職する事となるベンチャー企業(M社)の社長が登壇しており、「大手に入るのではなく大手を作る人になろう!」という熱いメッセージを発していました。その会社は多くの事業を手掛けており新規事業もどんどん若手に任せてるということで面白い会社だ、そしてすごい社長だな。と思い選考を受けることにしました。

結果として先程の「年収1000万円」「成長できる」「将来起業できるような能力が身につく」と言った軸に当てはまる会社として内定をもらった総合商社(双○)とベンチャー企業で悩みベンチャー企業に就職することとしました。

入社してから今に至るまで

結果、M社で8年間働くこととなるわけですが、多くの貴重な経験をさせてもらいました。

・新卒1年目から上場企業の社長と一緒に仕事をする
・創業1期目のベンチャー企業の採用100人プロジェクトを任され成功させる
・オーナー経営者に対しての0からの提案をして採用プロジェクトを成功させる
・地方支社の責任者として業績を300%成長させる
・平日は朝7時から夜2時までがデフォ、土日の出勤も当たり前の環境で必死に働く
・上司から机を蹴り飛ばされ、壁との間に挟まり怪我をする
・飲み会で踊らされ肋骨を折る
・訪問した先の会社にヤ○ザが登場、脅される
↑もし興味があればどこかのタイミングでこれついての記事も書きますね

なんとなくお気づきかもしれませんが、M社はなかなかグレーで非常にスリリングな会社です。
しかし、僕としてはあまりネガティブな印象はなくこの厳しい環境のお陰で非常に成長できたと思っています。厳しい指導があったからこそ世の中で活躍しているオーナー経営者や役員たちに対してきちんとした仕事を提供できるようなスキルやマインドが身についたと思っています。

しかし一方でM社は非常にノルマが厳しく、ノルマ達成当たり前。達成ができないと人権がない。という環境でした。その厳しさは自他ともに認めるものでお客様や関係者もその厳しさが知れ渡っていました。そんな会社の就職エージェントとしての仕事はやはり厳しく毎月のノルマ(学生さんの内定承諾数)を必死に追わなければいけません。当然就職エージェントとしては企業側からお金(売上)をいただくため強引に学生さんを口説かなければ行けないといったこともありました。
(※このあたりのビジネスモデルに関しては別の記事でまとめます。)

希望業界を諦めさせ別の業界を提案する。学生様にとって不利益な情報操作や誘導をしなければ行けない。こういった心を病んでしまうような行為をせざるを得ない状況で僕はこの中で苦しみ続けました。自社の利益のために学生様の希望していない企業を紹介しそこに入社させる。この繰り返しで本当に世の中や学生様のためになっているのか。。。

しかしそんな中で8年間仕事をしていると、すごく喜んでくれる経験をしたのも事実です。
・ご紹介した男性の学生さんが役員となり会社を上場させる際の営業部長となった
・ご紹介した女性の学生さんが、4年目で営業次長となり大活躍。年収2400万円を稼ぐトッププレイヤーに。そしてその会社の拡大に貢献し来年上場予定。
・入社した学生さんが1年目で子会社の社長となり会社の利益に大きく貢献している。そしてその学生さんもとても楽しく働いている。
こんなマッチングを生むこともできました。

そして上記のような方々はどうして活躍することができたのか。それは「自分にあう会社」に入社することができたからです。
この就職エージェントという仕事は非常に曖昧で成果が分かり辛いです。企業にとってはわかりやすいゴール地点としてその年の採用人数と質の充足と言ったものがありますがそれは一つの目安でしかありません。本当に求めるべきはそこの会社に就職した学生さん・採用した企業の双方が満足し、良い将来を気づいていくことです。

そのようなマッチングを生み出すことができればこの仕事は素晴らしいものとなると確信を持つことができました。

ただ一方で多くのエージェントが存在するこの市場で、このままだと今後より多くの学生が幸せになると同時に不幸な選択をしなければいけないこととなるかと思います。

なぜ私はエージェントを続けるのか

そんな闇を見ていながらtokiはどうしてエージェントをつづけるのか?
「結局学生さんを儲けの道具として考えているんだろ」「金の亡者なんだろ」と思う人もいるかも知れません。違います。一人でも不幸な就職をする学生さんを減らすためです。ただそのためには学生さん一人ひとりが自立し、正しい情報を手に入れ、自分の頭で考えて行動していくことが必要です。
ただその「正しい情報」があまりにも少なく正しく発信されていないのがこの就職エージェントの業界の闇なのです。

この就職エージェント業界は非常に参入が多く数多のエージェントサービスが乱立しています。参入の理由は何より「儲かるから」です。多くの企業が自社の利益のために学生さんを食い物にしようと参加している事実があります。この業界の闇は広がり続けているのです。

だからこそ僕はこの環境に身を置き、学生さんの将来をきちんと作ることのできるエージェントとしてサポートをしていきたいと思っています。僕が他の仕事をしてもこの状況は変わらないのです。だからこそこの業界の内側からエージェントとして戦っていこうと思います。

そしてそんな悪しきエージェントに騙される学生さんを一人でも減らすため、僕が日常的にエージェントとして仕事をする中で得た知識や経験をこの場で発信し一人でも多くの学生さんにとって良い将来をご提供できればと思っています。

拙い文章ですが、今後の情報発信にご期待ください。
では!




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